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ヤマハのアバングランドなどのハイブリットピアノ、ローランドのLX708などの高級機種は鏡面艶出しの外装を採用していることが多いです。
↓YAMAHA NU1↓
どうでしょう?この見た目。
実に美しいですね。
しかし!この鏡面艶出しには欠点があります!
それは汚れが目立ちやすいこと!!
↓5年ほど前に製造されたYAMAHA NU1。あまりお手入れがされていなかったと思われる個体です。
ホコリや指紋などが結構目立ちます。
(不思議ですが、白い鏡面艶出しはホコリや汚れが目立ちません。)
せっかく美しい見た目なのに汚れたままではもったいない!
と、いう事で本日は鏡面艶出し仕上げの外装のお手入れ方法についてご紹介いたします。
現在お持ちの方もこれから購入をご検討中の方もぜひ参考にしてみて下さい!
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ご用意いただきたいもの
1.ホコリとり(毛先が柔らかいもの)
2.楽器用のクロス
(普通の楽器用で。金属磨き用は避けて下さい。)
(ピアノクリーナーを使う場合は4枚。1枚買って切って使うという方法もありです。)
3.ピアノクリーナー(鏡面艶出し用)
※汚れがそこまでの場合は無くても大丈夫です。
下記の説明を先に読んでみてください。
ここが赤いやつ。
似たようなデザインの半艶仕上げ用などもありますのでお気をつけ下さい。
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まずはホコリ取りで表面のホコリをとります。
その上で外装の拭く部分をよく見てみます。
この時にホコリや小さい硬いものがあったりすると、拭いた時にそれを引きずってしまう形になりますので、擦り傷ができてしまいます。
そのため余計なものが乗っていないような状態にします。
(念のためクロス側もそのようなものがないか確認)
ホコリがなく、汚れ以外に何も無いことが確認できたら次はクロスで優しく水拭きします。
(くれぐれも水滴が内部に落ちないように!!)
その後に乾いたクロスで乾拭き。
汚れが溜まっていなければこれで綺麗になります。
(画像だと少し分かりにくいですが、結構綺麗になります。よく見ると曇りがなくなっているのが分かっているかと思います。)
拭いた後、静電気で外装にくっつくクロスのホコリが結構ありますので、最後の仕上げにホコリ取りで綺麗にします。
以上です。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、綺麗になるのが分かりやすいので、やってる内に楽しくなってくることが多いです。
ペダルも同じ要領で綺麗にします。
↓
↓
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外装の汚れがひどい場合。
拭いても汚れが落ちない場合(台所の近くに置いていた場合や長期間放置していた場合など)は上記の方法で汚れが取れない事があります。
そんな時は上記の拭き掃除の後にピアノクリーナーを使います。
ジャジャーン!
軽くクロスに馴染ませて優しく拭く。
アマゾンのレビューに目立つ拭きムラができるとありますが、ピアノに直接大量に付けなければ大丈夫です。
(汚れ方や外装のコンディションによってはそのような事があるかもしれませんので、一度目立たないところで使ってみて下さい。)
ピアノクリーナーを付けて磨いた後は、すぐにピアノクリーナーを使っていない方のクロスで拭きます。
直後の乾拭きをすることによって拭きムラが綺麗になります。
ここで、さらに上を目指す場合は電気を消してライトで照らしてみて下さい。
汚れているところが一目瞭然です。
暗い中電気を消してライトを当てながら拭く。
側から見るととても怪しくなってしまいますが、これまたやってみると楽しいです。
最後はホコリ取りをお忘れなく。優しく。
外装用のクリーナーは鍵盤には決して使わないでください。
鍵盤は基本的に乾拭きでのお手入れがおすすめです。
(鍵盤の注意すべき点につきましては過去ブログを参考にしてみて下さい。)
汚れが目立っていたNU1もこの通り綺麗に。
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不思議ですが楽器はお手入れすると愛情が深まります。
普段からよく目につくものだからこそ!お手入れしてみて下さい。
楽しいですよ〜〜。
さて、自分も磨くか。爪あたりを。
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